おすすめの一冊③ | 東進ハイスクール武蔵小金井校|東京都

ブログ

2014年 5月 8日 おすすめの一冊③

こんにちは、担任助手の武田です。

GWが終わり、普段の生活が戻ってきましたね。
このブログもGW前の、「オススメ本紹介シリーズ」へと戻ります。

私がオススメするのは
ジョージ・オーウェルの「動物農場(AnimalFarm)」

非常に読みやすい小説ものです。

皆さんはジョージ・オーウェルなる作家をご存知でしょうか?
私は高校3年の時、東進の授業中に
先生がお勧めをしていたことからその存在を知りました。
受験期だったため大学受験が終わってから彼の作品を読み始めたのですが
高校時代に読んでおいたら視野が広がったかも、と感じた作品ばかりでした。
なので今回この好機に、ぜひ皆さんに紹介したいと思います。

 

この作品は名前のとおり農場が舞台です。
農場主である人間の支配の手から逃れるために
動物たちが一致団結して人間を追い出すところからお話は始まります。
最初は動物だけで平和な世界を築いていけていたのですが
やがて2匹の豚が「動物世界」に台頭しだし、歯車が狂いだします・・・。

 

勘のいい世界史学習者は気付くかもしれませんが
実はこれ、20世紀のスターリン時代のソ連の風刺小説なのです。
スターリニズムや全体主義社会を暗に批判しています。
この小説を読めば、あの当時の社会構造が手に取るように分かります。

と同時に「リーダーとなること」の難しさも感じ取れるでしょう。
2匹の豚が統率していく姿は、今日の世界各国の政治家と重なる部分があります。
では、どういう手段で統率すれば、抑圧や統制にならないリーダーとなれるのか。
それを深く考えさせられます。

 

将来は日本を引っ張るリーダーとなる高校生の皆さんにも
この小説を通じてリーダーとなることについて
ぜひ深く深く考えてみて欲しいと思います。

 

 

 

武蔵小金井校 担任助手 武田栞